施設紹介

吉野三町村クリーンセンターは、既存施設の老朽化に伴い、平成4年に竣工しました。多種雑多な可燃性ごみ
を安全かつ完全に処理する為、充分なる事前調査を重ねて計画したものであります
また公害防止と自然環境保持には特に留意し、濾過式集塵器、塩化水素除去装置、排水処理施設、
ダイオキシン抑制施設等、数々の装備を施しています

施設概要

施設名称  吉野三町村クリーンセンター
所 在 地 奈良県吉野郡吉野町大字立野767番地の2
敷地面積 約1.6ha
施設規模 12.5t/8h炉 計25t/8h
着  工 平成2年7月
竣  工 平成4年6月 

粗大ごみ処理施設(平成5年5月竣工)

本施設は、ごみ焼却処理施設に隣接して建設した、組合圏域より排出される粗大ごみ及び不燃ごみを分別、破砕処理する施設です 可燃性及び不燃性粗大ごみについては、せん断式破砕機破砕後、可燃性粗大ごみは一時貯留し、焼却処分を行います。不燃性粗大ごみについてはその他の不燃物(ビン・缶類)と共に回転式破砕機にて破砕し、その後、選別機械にて可燃物・不燃物・鉄類・アルミ類の4種類に分別します
可燃物は焼却処分を行い、不燃物はホッパに貯留後埋立処理します。鉄類・アルミ類は有価物として回収して圧縮成型し、資源化再利用します


敷地面積 約1.6ha
施設規模 13t/日(5時間)
着  工 平成4年7月
竣  工 平成5年5月  

排ガス高度処理施設及び灰固形化施設整備工事(平成14年3月竣工)          

ごみ焼却施設から排出される「ダイオキシン類」の削減を主要な目的として新ガイドラインに定める、構造・維持管理・排出基準に基づき、既存設備の改造、更新を行うとともに、新たに灰固形化施設、有害ガス除去設備等を設置しました

排ガス高度処理
ダイオキシン類の①発生抑制、②再合成防止、③高効率除去を図るために高温による完全燃焼、排ガスの急冷、集じん器の更新等を行いました

灰固形化施設
飛灰(ばいじん)と焼却灰の分離排出→貯留及び重金属溶出防止の為密閉構造の灰出し設備、薬剤方式による灰固形化設備を設置しました


敷地面積:1.6ha
処理方式:機械化バッチ燃焼式焼却炉
施設規模:25t/日(12.5t/8h×2炉)
着  工:平成12年 6月
竣  工:平成14年 3月